神楽坂で2011年にスコティッユパブ「ザ・ロイヤルスコッツマン」を開業しながら、2021年より無農薬農業を始め、食を通じての体験や考えをまとめたブログです。食育インストラクターでもありオーガニックの普及に努める。国内では珍しいスコットランドの民族楽器バグパイプ奏者で全国のビールやウイスキーのイベントでの演奏も行っています

種ショウガ320kgを割る工程について

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2月から無農薬農業を始めて3カ月が過ぎ、定植前の大きな仕事の段階に入りました。定植をするショウガの種を割る工程です。農業初心者でありながら管理等が難しいと言われるショウガを選んだのには理由があります。

  • 高収益
  • 無農薬の物が世に出回らない
  • 管理など難しい野菜

この3点、そして僕に農業を教えてくれる先生から『生姜ができれば何でもできる!』と言われたからです。

さらに僕の場合、6次産業化を目指して農業を始めたので『加工』に適した野菜だったことです。

ショウガの栽培時期

ショウガは形もいびつでボコボコしていて、それぞれが独自の形をしています。それを割ってそのまま土に植えると成長をして、土の中で根塊(こんかい)が大きくなり、それがいわゆるスーパーで売っている根ショウガになります。

4月下旬頃に種ショウガを植え付け、8月頃の若い内に収穫すれば葉ショウガ、10月下旬〜11月頃には株が大きく育った根ショウガを収穫できます。僕が目指すのは根ショウガです。

このブログを書いているのは4月20日、まさに4月下旬頃ということで初めての経験でバタバタとしています。

ショウガの特徴

種類科目原産国好適土壌pH連作障害
ショウガショウガ科東南アジア5.5〜6.0あり:輪作年限4〜5年

一般的にはこのような特徴があげられますが、僕の場合は無農薬で土に微生物を増やし、土壌改良を行い植え付けをすることで連作障害も無く、毎年定植が出来るという、この時点で例外の農法になっています。

連作障害とは
同一作物(同じ科の野菜)を同じ圃場で繰り返しつくり続けることによって生育不良となり、収量が落ちてしまう障害のことです。 同じ作物をつくり続けると、土壌の成分バランスが崩れるだけではなく、その作物を好む菌や病害虫の密度が高くなるため、微生物に偏りが出てその科特有の病気になりやすい。

ショウガは季節が少しずれるだけで様々な楽しみ方の出来る野菜で、僕たち日本の食卓で活躍する場は非常に多いです。真夏には「葉ショウガ」を楽しみ、秋が深まる頃には鮮烈な香りの「新ショウガ(根ショウガ)」を収穫できます。日本には旬を楽しむという食文化は素晴らしいものだと思います。

また、「新ショウガ」を数ヶ月保管して寝かせることで、繊維質で辛みの強い「ひねショウガ」として、薬味などに利用できます。

栽培のポイント
・低温では生育しない13℃以下で停止、地温が15℃以上になってから畑に定植する
・日当たりは必要だが強い光は嫌う、さらに多湿は嫌うが乾燥も苦手と管理が難しい。
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ショウガの栽培方法

初めての農業で、初めてのショウガ、しかも無農薬で育てるということで分からないことだらけでした。しかし月1回の講座とネットを使ってのやり取りで確実に向かう方向性は固まり、それが一般的な慣行農業とは一線をするものという意識がハッキリとしました。

やったことがないけど、よく考えれば、その理論だてられた無農薬での生育方法に大きな夢と確信をもって勧めていますが、なにせまだまだ農業を始めて3カ月の素人なので勉強は必要です。この3ヶ月間で体験し学んだことなどを記録していこうと思いブログに書くことにしました。

種ショウガの準備

一般的に種ショウガは、4月頃になると種苗店やホームセンターで販売され始めます。僕は先生にお願いをして高知県産の大ショウガを320kgを仕入れました。

SNSに写真をアップした際に、農家さんから『初めての農業でこの量のショウガは凄い!』と褒めて頂きました(笑)

ショウガは品種によって塊茎の大きさや辛みの強さが異なります。塊茎の大きさによって、大ショウガ、中ショウガ、小ショウガに区別されます。ショウガで有名なのは高知県です。ちなみに種ショウガは値段も高品質になればなるほど高く〇〇万円でした。10万、20万という額ではありません。

ショウガ自体、種ショウガの良し悪しで初期育成が決まるとも言われています。なので専門の方から高品質で充実した種を購入することが非常に大切です。表皮がみずみずしく、色・ツヤが良く、しっかりした芽がついている種ショウガです。

ちょつと小話
種ショウガで少し気になったことがあり調べてみました。
スーパーで売っているショウガを種ショウガの様に栽培可能なのかという疑問点です。スーパーで売られているショウガは食用として管理されているものです。何が違うかというと、芽が削られている、冷蔵保管で弱っているなど、そもそも栽培用には適していないということが考えられます。ですのでショウガを育てたいのであれば、やはり栽培用の種ショウガを仕入れることが必要です。

種ショウガを割る

大きな種ショウガ
湿度が保たれている
320kgの種ショウガ

種ショウガですが、割ったらここでは3つのタイプに分別をします。

  • 小 100~130g
  • 中 130~180g
  • 大 180~

種ショウガ自体も、その種の大きさで小さい塊なのか、大きい塊で割るのが決まりますが、今回の種ショウガは大ショウガの種になるので中のサイズをメインにして割っていきます。

種ショウガは、それ自体が種なので、この種の栄養を使い発育をして行きます。ですので、しっかり栄養を持っていないと発育に悪影響を及ぼします。ですので小さいよりは若干大きめの方が栄養をしっかりため込んだ状態の種なので良いわけです。

320kgですから相当の量ですが、今年初めての農業ということもあり畑面積も0.5反(約150坪)なので自分で全部やり切る計画を立てています。先生からも自分で技術を習得することで悪かった部分の改善点なども理解ができ翌年につながる。との意見を頂いているので、その様にしました。

  • 小 646個
  • 中 1315個
  • 大 832個
  • 破片(80g以下)約10kg    合計2793個+約10Kg

合計で2793個の種を作ったことになります。破片の小さいものも植えて大きさを確認したいと思います。通常のショウガであれば、この破片サイズの物を植えていくことになっているので大ショウガとの違いを見てみます。

初めての農業ということで、手元には何一つデータは蓄積されていません。今年からデータを取るということになりますが、個数を大きさで分けていくことで、大きさによる成長度合い(グラム)の変化の平均が取れます。

小さい種と大きい種とでは最大で約100g、倍の大きさになっています。単純に考えて倍量の収穫ができないと何かがおかしいわけです。

今の畑が0.5反なんですが、畝たてをして種ショウガを植える幅など先生から教えてもらい、その通りに行いますが、畝幅から何個定植することができるかということは、畑の縦と横の距離(長さ)が分かれば割り出すことが可能です。

0.5反の畑に対して割った320kgの種ショウガは2793個+破片(小さいもの)約10kgです。
この2793個の種が植えられるように畝の数や畝幅を考えないといけません。しかし畑は0.5反と決まっているので足りないのか、もしくは余るのかなど総合的に考える必要性があります。
何かあったらと多めに種を用意しているので足らなくなるのは畑の方かと予想はしています。

YouTubeで農業のことを

チャンネル解説してショット放置気味だったYouTubeチャンネルですが、農業のことを踏まえてやろうかなと思ったら以外にやる気が出てきました(笑)
これまでカメラをセットして・・・とかしていましたが、スマホに三脚付けてマイク付けてライトも付けることができるので撮影するということ自体が気軽に思えたということも大きな部分かもしれません。

ちょこちょこ、農業を絡めて食のことやレシピなどをやっていこうと思います。
ぜひ、チャンネル登録してくださいね!!

ともチャンネル:『 種しょうが320kg!』定植に向けてただひたすら割り続ける!【料理人をやりながら無農薬農家を目指す】
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