神楽坂で2011年にスコティッユパブ「ザ・ロイヤルスコッツマン」を開業しながら、2021年より無農薬農業を始め、食を通じての体験や考えをまとめたブログです。食育インストラクターでもありオーガニックの普及に努める。国内では珍しいスコットランドの民族楽器バグパイプ奏者で全国のビールやウイスキーのイベントでの演奏も行っています

圃場のデッドスペースの活用


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借り屋から徒歩3分かからないで圃場に着きます。畑と田んぼがありますが直近は畑の土壌改良から行っています。細長い台形のような形をしていて作業がしやすように長方形部分を畑と活用をしますが、そうすると角の部分でデッドスペースが生じます。この部分も先日から除草を始めました。

圃場を無駄なく使う

日本は食文化と地形の影響で田んぼは基本的に平野部で奇麗な形をしていますが、畑は山岳地にあったり様々な場所に存在して形もいびつなものが多いです。畑を探すときに整った四角形の畑は意外に見つからない場合があります。あったとしてもなかなか条件がそろわなかったり障害があったりします。

僕が借りている畑は先にも書いたように細長い台形です。

借りている畑と田んぼ

写真でも分かるように畑の部分は赤線の部分と黄色の線の部分が一つの畑ですが効率を考えて赤枠の長方形部分を畑としてて使用をします。そうすると黄色枠の部分が残ります。使わないのはもったいないので何にしようか考えていました。道路から能動に入りますが反対側にも畑があります。能動にトラクターや軽トラ、農機具を置いておくと近隣の農家さんが通れなくなってしまうのでデッドスペースはそういう物を置いて置くスペースにします。

除草だけでは無い現状

畑として使用する部分は一度除草をすべて終えました。デッドスペースの部分も同じように枯れた草が生い茂っている状態なのですが、パッと見た感じでは畑部分よりも盛り上がっています。除草をしようと草刈り機を動かして進めたところカチーンと刃が何かに当たる音がしました。草をかき分けて見てみると古木が転がっていたんです。

草をかき分けると古木
以外に多く古木があります

この古木がデッドスペースの手前側に多く転がっていました。この古木の出所を畑の貸主の方に電話で確かめてみると、僕が借りた家の庭には多くの植木があるんですが、それを処分するのに切ったものを畑のその部分に捨てたとのことでした。この伸びた草だけなら比較的早く除草できるんですが、古木があると処分をしないといけなくなるので時間が必要になります。

この古木を取らないと草刈り機の刃がカチンカチン当たっているので除去がどうしても必要になります。手前側を大まかに除草して古木を取り除いたのですが、思った以上に古木が出てきました。

枝から幹まで様々な古木
これくらいのサイズのものまで様々です
土に埋もれているものもあるので手作業で掘り出します

散歩をしている人の簡易休憩所

トラクターや軽トラなどの農業に必要なものが近隣の邪魔にならないように停車をしておくことはもちろん、作業中に休憩をする場所としても使うことを考えていますが、もう一つ考えていることがります。



それは「散歩をしている住民の方の簡易休憩所」としての利用です。

僕が圃場に出ているときに高確率で犬の散歩をしているお爺ちゃんに合います。畑の横の道路から前の農道を通り川沿いに散歩をしています。

ビニールハウスを建て、その中にテーブルや椅子を置いておいて一休みができる。ちょっとお茶など出せたら尚良し。そうやって地域の方と交流をしながら畑仕事をするのは楽しいだろうなと思います。例えば高齢者の方がいつも散歩をしていて寄ってくれるのに来ない場合など安否を確認することもできるし、地域として安否確認が出来るんじゃないかと思ってます。それは少なからず安心につながると思うんですよね。

画像出典:ビニールハウスの可能性 社長のブログ

僕は市貝町に住んでいるわけでは無いですが関係している人間です。これまで外から人が入ってくることが無く農業をやる人なんていない環境下で、新規参集者としての僕だからこそ思いついたり取り組めることが必ずあると考えています。内からはなかなか変化することが出来ないものが外から変化に導くことはあると思います。

楽しんでやることが一番楽です

草刈り機後の畑の状態
草刈り機前の畑の状態

「農業は大変でしょ!」よく、本当によく言われる言葉です。市貝町の農政課の方にも言われています。東京神楽坂と栃木市貝町は確かに離れています。時間的なことはどうしようもないですが、体力あってこそだと思います。畑仕事をしても店に戻ってスコッツマンで仕事をする。早朝に出かけて深夜過ぎに帰る。これが週に2~3回あります。

確かに大変なときもありますが、スコッツマンでの仕事も、畑での農作業も楽しい時間には変わりがありません。畑の方は気分的にリラックスと言うか解放感を与えてくれるのでスコッツマンでの飲食店としての仕事に心の猶予を与えてくれます。良い感じで相互関係ができています。その両方が楽しい。そう思っているので大変なのかもしれませんが楽しいので大丈夫なんです。としか言いようがありません。

なので時間があっという間です。もっと時間があれば良いなとすら思います。そしてさらに仕事をしたいと。たぶんですが、仕事なんですが仕事では無いんです。だから疲れにくく、楽しんでいられます。

耕作放棄地を土壌改良をして畑にする。それを考えただけでも、その先のことでワクワクしています。

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