コロナ禍において僕たちの生活環境の変化は誰もが実感をするものと思います。僕自身、緊急事態宣言とほぼ同時に「オーガニック」の勉強をドイツとオンラインで始めました。時を同じくしてわずかに先に「食育」の勉強を開始をしていた時期でした。
食育とはいうのは食に関する知識を教え育むこと。適切に食を選択し健全で健康な食生活を送ることができる人間を育てることが食育の一番の目的と言えます。 人間が知識や道徳を育むにあたってその前提となるのが健康。 したがって、食育は知育・徳育・体育の基礎と位置付けられています。
緊急事態宣言が発令されるのではないか?そんな話が飛び交い始めたときに、お店の電子量りの電池が切れて作動しなくなったので、コンビニに電池を買いに行ったとき、まだ小さなお子さんを連れたお母さん、お父さんが何組かいましたが、手に持つカゴの中身は、お弁当、おにぎり、サンドイッチ、お菓子が詰め込んで入れてありました。しかもそこにいた家族全員がです。その景色を見て「子供のこれはちょっとダメだろ!スーパーで食材買わないのか?」と激しく思ったことを今でも覚えています。その景色を見てキッチンに戻り仕事を再開しましたが、あの景色が頭から離れず、もうその夜には「食育」という言葉をパソコンで検索していました。
料理人として料理が美味しいというのは当たり前の話だけど、今の子供たちの将来の為に料理人として僕は何をしてきたんだろう?
このことを繰り返し繰り返し考えていたときに「三國シェフ」のことが頭に浮かび、取組んでいる「キッズシェフ」という子供を対象にした料理だけではなく食育を基盤に置いた取り組みを思い出しました。
これだ!!そう思い、直ぐに食育講座の申し込みを入れました。
オーガニックライフスタイルEKPO2020
https://ofj.or.jp/semi-event.html
このコロナ禍で今以上に飛躍する分野であり、定着を見せてくるであろうオーガニック。
その最先端の情報を学ぶ機会だと思います。